「子音の数が23個ある」と聞くと「多い」と思われるかもしれませんが、そのうちの8個と別の8個は、ほぼ同じ発音方法で、ノドをふるわせないか、ノドをふるわせるかが違うだけです。つまり23個のうち、16個は実質8個分の労力で習得できます。と考えると、発音方法を覚えるべき子音の数は実質15個です。そしてその先で学ぶ「音節」の数ですが、その数は、私の分析では500音程度、わずか56パターンしかないと判明しています。英単語を、この56パターンの組み合わせとして発音できるようになると、なんと5万語でも10万語でも英単語を発音・リスニング可能になるのです。この核となる「黄金の56パターン」を、日本人も最初に脳内に入れておくべきです。その後で、その56パターンの組み合わせとして英単語を記憶していけば、手っ取り早く、ネイティブと同じ脳内語彙空間(脳の中に単語を整理してしまっている配置の仕方)を構築できるからです。ネイティブと同じ脳内語彙空間を築いてから単語暗記をしていくと、英会話の際に、どのような英単語も即座に正確に脳内で検索可能になります。つまり、音から意味がパッと特定できるようになるのです。これにより、ネイティブ同様に、会話の際に英単語を引っ張り出しやすい構造で、脳に膨大な英単語群を整理・収納していけます。そして、見過ごされがちですが、加えて重要なのは、英語を理解するスピードです。スピードを身につけてはじめて「完全に聞き取れる」ようになります。