警察庁の調査によると、過去5年間の刑法犯少年は、毎年14万人前後いるし、触法犯少年も2万人強出ている。そして、暴力行為の凶悪化、粗暴化、薬物乱用、日頃の行動からは予見できないような重大な問題行動等などをはじめとして頻発する問題行動が悪質化し、その対応の仕方が難しくなっている。これらの問題行動の要因については、しばしば話題になるところであるが、それには社会的背景も係わっていて、複雑な要因が絡んでいる場合が多い。単純に一つの要因だけを取り上げ、それだけを問題にし、解決を図ろうとしても、なかなか根本的な解決にはならない。したがって、児童・生徒の問題行動は、学校教育の問題だけに限定することもできない。それは、同時に家庭や地域の問題でもある。
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