不動産業界で、「大京系」という言葉がある。読んで字のごとく、「ライオンズマンション」の大京を筆頭に、そのOBが引っ張る不動産会社の総称だ。かつて大京の幹部だった人が分離独立してできた会社や、大京が資本参加することでグループ会社となった会社である。平成六年以来、全国供給戸数では大京についでナンバー2の位置をキープ、平成八年にはついに、首都圏供給戸数でも三井不動産を抜いて第二位におどり出た「ダイアパレス」のダイア建設、同じく首都圏供給戸数で平成八年にはベスト5入りを果たすほど急成長している「クリオ」の明和地所、大京系に共通する画期的な販売手法を開発したといわれる大京旧幹部のリーダーシップのもと、平成八年の供給戸数は前年比四七パーセント増という成長著しい「レクセル」の扶桑レクセル、その他「モリス」の名前でマンションを分譲する「モアグランデ」のモアーコーポレーションといったところが、その主なところだろう。