沖縄本島に次いで2番目に大きい島が西表島だ。だが人口は、本島近くの伊江島よりもはるかに少なく、2000人を切っている。また島の9割が山で、亜熱帯の原生林におおわれている。深い緑の山に入れば、いくつもの滝が流れ落ち、川の両岸にはマングローブが生い茂る。ここは、手つかずの自然が美しく残っている秘境の島なのだ。この島には、国の特別天然記念物・イリオモテヤマネコが生息しているのだが、見つけることは難しい。天然記念物のセマルハコガメ、同じくキシノウエトカゲ(30センチ以上になる大トカゲ)は、宿近くの森のなかなどで見かけることもある。西表島には空港がないため、石垣島の離島桟橋から高速船で行く。島東部の大原までは約35分、北部の船浦までは40分ほどで着く。沖縄旅行を考えている人に西表島は薦めたい場所だ。また、西表島には滝が多い。なかでも沖縄で最も大きいのが、船浦港近くのピナイ川の上流にあるピナイサーラの滝だ。落差は約60メートルもあり、滝壷で泳ぐこともできる。この滝ヘアプローチする方法は、いくつかある。最も楽なのは、遊覧ボートでピナイ川をさかのぼり、途中から山道を20分ほど歩いて滝へ行くという方法だ。ただし、これは満潮時に合わせて出航するので、時間に注意しよう。最も人気があるのは、遊覧ボートではなくカヌーを使用するツアー。しかし川をさかのぼらず、船浦港から歩いて行く方法もある。しかし、歩く場合は片道1時間半以上かかるので、時間に余裕をもって行動するようにしよう。